これだけは知っておこう

身だしなみはビジネスマナーの基本です。しかし、女性は男性のようにスーツを着て仕事をするわけではないので、毎朝、「今日はどんなファッションにしようかしら」と悩まなければならない。

 

若い女性社員のほとんどは、職場に合わない服装で出社してしまい失敗した経験をお持ちなのではないでしょうか。某企業の調査によると、半数以上の女性が、同じ職場の女性社員の身だしなみについて気になった経験があると回答しています。

 

具体的には、どのような身だしなみがNGかというと、1位は、「露出度が高い服装」です。胸元がザックリ開いているキャミソールのような露出度の高いファッションは、どんなに上品なデザインだったとしても、ビジネスにおいては不可です。

 

キャミソールの場合は、前かがみになった時に下着が見えてしまったりします。キャミソールから胸の谷間や下着がのぞく女性の姿は、あまりにだらしなく、女性の方だけではなく、多くの男性の方も不快に思っているようです。その他にも、「服装が派手すぎる」という意見や「服のしわなど、服への手入れが足りない」という意見のように、服装に関する意見が多く見受けられました。

 

自分はお洒落を楽しんでいるつもりでも、実際は自分で自分の価値を落としてしまっているような服装になってしまっている可能性があります。世の働く女性には、そのことを十分に理解し、ビジネスマナーの一つとして、服装には気をつけて頂きたいものです。

ビジネスマナーでも難しいと思われるのが、電話など顔が見えないときのマナーではないでしょうか?社会人になって職場で電話に出ることが増えてきます。しかし、職場で電話に出る場合と自宅の電話に出る場合とでは、全く意味合いが違ってきます。

 

第一は、電話の対応によって今後のつながりがスムーズにいくかどうかが決まってしまうからです。電話の相手が取引先だった場合、対応が悪いと会社の不利益につながってしまいます。電話は会社の窓口でもあります。その電話を取る人間は会社の代表としての意識つけが必要です。電話の相手は出た相手がどんな人間かはわかりませんが、例え新入社員でも社長でも相手への対応は同じです。

 

さらに電話の場合では、「言葉と声」が相手に届きやすいように話をする必要があります。特に新入社員が会社の電話に出た場合、どうしても早口になりがちですが、ここではあえて一呼吸おいて相手のわかりやすいように、ややゆっくり話をしましょう。

 

お互いに顔を見ることができないので、言葉に気持ちを乗せるような話し方をしましょう。語尾を延ばすとだらしない感じを与えます。反対に語尾が強いときつく聞こえることもあります。電話が鳴ったら3回以内に出ましょう。3回以上待たせてしまったら「お待たせしました」と一言添えると相手に好印象を与えます。電話口に出たら社名と自分の名前を名乗りましょう。取り次ぐ際に誤って切ってしまったりすることがないようにしましょう。電話でビジネスマナーは顔が見えないのでいつも以上に注意が必要です。

パーティーに招待されたら、会場に到着したら、まず主催者に挨拶しましょう。辞退する場合も主催者にお礼をするの一応の礼儀ですが、主催者が忙しいときは無理に挨拶する必要はありません。

 

個人が主催した場合には、翌日にお礼の電話をするのを忘れないようにしましょう。会場では、立食式の場合でも椅子の用意が多少はありますが、できるだけ年配者に譲りましょう。

 

退出には適当な時間を見計らってしましょう。パーティーが終了した後にいつまでも残らないようにしましょう。これが宴会となると少し趣が変わります。一番大事なのはその場の雰囲気になじむことでしょう。

 

それにはやはりビジネスマナーを知っておくことが一番です。お酌するときは注ぎ口を見るようにしてしましょう。これが基本です。立ってお酌に行くときは自分のお銚子を持っていくのは厳禁です。必ず相手の席にあるビールなりお酒なりを利用しましょう。

 

上司にお酒を勧めるときには正座でしましょう。グラスや杯、銚子や瓶など触れないように注意しましょう。重いものは右手で持ち、左手を添えるようにしましょう。
お酌に回るときは潤には、役職の順にしましょう。お酒の苦手な人もいますが、形式的にも軽く口をつけましょう。決して飲む必要はありません。
また、お酌をする際に一言添えるとなお場が和みます。宴会は無礼講と言われますが、これは席次にこだわらずに着席して話をするということです。しかし、マナーや節度を守らないと宴会も楽しいものにはなりません。

冠婚葬祭では服装にも気を付けましょう。そのためにもビジネスマナーを知っておきましょう。冠婚葬祭でよく言われる「フォーマルウエアー」。これはどんな服装でしょうか?
フォーマルウエアーにも正装と略装があります。夜の正装の場合は燕尾服を着用します。カシミヤやドスキンなどで色は黒または濃紺。ズボンには側章が入り、白いサスペンダーでつるのが礼儀です。ベストを着用する場合は白ピケまたはシルクにします。このドスキンやピケは素材の名称です。ちなみに、スキンは「皮」のことでドスキンは雌鹿を指します。ピケは浮出織のことです。燕尾服は服の裾が燕の尾のようなのでこの名が付きました。

 

略装の場合は、タキシードを着用します。色は正装と同じ黒か濃紺。もし、招待状に「ブラックタイ」と記載があったら、それはタキシード着用と思ってください。
さて、女性のフォーマルウエアーでも正装と略装に分かれます。イブニングドレスが正装に当たります。襟の空いたロング丈のドレスを着用しますが、このスタイルは媒酌人夫人または母親位です。

 

どちらかと言えば、略装の方が頻度が高いかもしれません。略装ではカクテルドレスを着用します。袖のついたロング丈またはマキシ丈のドレスです。ちなみにカクテルドレスでは、ひじ下までの丈の手袋をします。帽子はかぶりません。アクセサリーも宝石などを使い、豪華さを演出します。靴はパンプスでもいいですが、金または銀、あるいはドレスと同じ色にします。ビジネスマナーを知って冠婚葬祭時に困らないようにしましょう。

パーティーを主催する側になった場合、どんなビジネスマナーに注意した方がいいのでしょうか?まず、主催者は場所の確保・招待者のリストアップ、招待状の発送や予算など少なくても2か月前から準備が必要でしょう。担当を決めておくといいでしょう。

 

招待状は1か月前から遅くても2週間前までに相手に届くように発送しましょう。返信用のはがきを忘れずに入れて、返信してもらいましょう。
招待状には時間や場所、招待者の氏名や駐車場の案内など必要があれば服装についても明記しておきます。また、カクテルパーティーの時には始まりの時間だけでなく、終わりの時間も記載しておきましょう。

 

パーティー当日は席順が決まっている場合には、席順を書いた座席表を渡すか、入口に張り出しておきましょう。招待者が早くついてもまごつかないように、受付は30分前には会場で待機するようにしましょう。

 

パーティーは招待者に飲み物が配られてから始めましょう。出席者全員が知り合いになれるように、進んで紹介するように心がけましょう。
服装については男性はスーツでも構いませんが、女性の場合は多少ドレッシーでも構いません。このようなビジネスマナーは「知らなかった」では済まされません。仕事がらみであればなおさら、今後の仕事に差しさわりが出ますので注意したいものです。

 

最近の社会人の出席するパーティーは立食式の「ビュッフェパーティー」が主流になりつつあります。パーティーではありますが、ビジネスの場でもあることを肝に銘じましょう。